ありがとう
佑ありがとう
こんなわたし
佑の前から消えて良かった
消えるべくして
消えたのだ
今まで
自分の親が
なんのお金の心配もさせず
好きなことなんでもさせてくれ
行きたい学校に行かせてくれ
欲しいものは買ってもらい
我慢なんてなかった
東京での正社員を辞め
いろいろ狂った人生で
厳しい現実にぶち当たる
自分がしてもらえたように
してあげたかった
悔しい
恥ずかしい
未熟なわたし
解放
過去に囚われてた自分が
解放されていくに従って
不安だった気持ちが
消えてゆき
未来は明るく
希望に溢れているような
そんな気持ちになっていく
そんな気持ちを持っているなら
何だってできたと
狂気
9月からのわたしは
狂気じみていて
佑の言葉が入ってこなくて
冷静な話し合いになってなくて
完全に壊れてた
後悔
なんかもう
死んだようなもの